双極性障害ナレッジベース開発プロジェクト

双極性障害ナレッジベース開発プロジェクトは、2016年12月にスタートした非営利のプロジェクトです。

双極性障害(双極症、躁うつ病)の当事者の方々が持つ豊富な知恵と多様な経験を集めたデータベース形式のWebサイトを作り、当事者間の互助を促進することで、この病気に人生を翻弄される人を一人でも多く減らすことを目的にしています。

白楽たまき

双極性障害ナレッジベース開発プロジェクト代表で、当サイト「BIPOGRAPHY」の管理・運営をしています。私も双極性障害を持つ当事者であり、障害者手帳を保持している障害者です。

辛かったこと、周りに迷惑をかけてしまったこと、たくさんありましたが、それらときちんと向き合いながら、一歩ずつ前に進んでいけたらと思っています。

BIPOGRAPHYへの想いPart1

私がこの病気に人生を大きく翻弄されていた頃、当事者会やSNS上で同病の方々に随分と励まして頂きました。しかしそれと同時に、自分以外にも多くの当事者の方々が、病気の症状に苦しんでいるだけでなく、仕事・家庭・友人・収入・生活といった様々な面で深刻な困難に直面している現状を目の当たりにしました。

そこで、自分だけではなく、この病気によって人生を大きく翻弄されている全ての方たちを何とかしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げ、活動を続けています。この病気と共に懸命に生きる全ての当事者の方たちと一緒に幸せになりたい、そう考えています。

BIPOGRAPHYへの想いPart2

近年、うつ病に続き、発達障害や自閉症への注目度が高まり、それらの分野に対する支援の幅も広がっているように思います。しかし、双極性障害はそれらの病気とは対照的なポジションにいると感じています。

うつ病より更に厄介で、人一人の人生をボロボロにするだけでなく、時には周囲の人間さえも不幸に陥れる破壊力を持った病気でありながら、他の病気に比べて症状や辛さが傍から見て分かりづらく、障害の程度が実際よりも軽めに認識されていることなどが原因となり、福祉制度や支援の手が十分に届いていないと考えています。

そんな現状を変えるためには、当事者自身が動くしかないと考え、プロジェクトの立ち上げに至りました。今後も継続して当事者の方からナレッジを募り、ナレッジベースの質と量を充実させ、この病気に人生を翻弄される人を一人でも多く減らしたい。そう強く願っています。

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