双極性障害ナレッジベース開発プロジェクト
双極性障害ナレッジベース開発プロジェクトは、代表の白楽たまきが2016年12月に開始した非営利のプロジェクトです。双極性障害(躁うつ病)の当事者の方々が持つ豊富な知恵と多様な経験を集めたデータベース形式のWebサイトを作り、当事者間の互助を促進することで、この病気に人生を翻弄される人を一人でも多く減らすことを目的にしています。

残田理津子
残田理津子(Ritsuko Zanda)と申します。双極性障害Ⅱ型を患っており、障害者手帳も保持しております。病気により数々の人生の失敗を重ねてまいりました。長い間ずっと一人で悩んでおりましたが、BIPOGRAPHYに出会い、同じような体験をされている方が大勢いらっしゃることを知り、本当に救われました。この度ご縁があり、サイト運営のお手伝いをさせて頂くことになりました。当事者として、同じ悩みで苦しんでいらっしゃる方々と悩みを共有し、その一助になれたらと思います。よろしくお願い申し上げます。

おまえ
初めましておまえと申します。双極性障害Ⅰ型で手帳持ち、障害年金をもらって暮らしております。双極性障害の人も、そうでない人にも伝わりやすい文章を書くことを目標に、マイペースに参加させていただきます。目指せ寛解!

まっすー
まっすーです。双極性障害Ⅱ型の当事者です。この病気を患って、もうすぐ15年。最近のトピックは、思い返したら5年間で、引っ越し回数が7回だったこと! 安定感のある人生とは縁がありません。笑 もしかしたら、人生のほとんどの時間が、苦しい時間かもしれませんが、その現実を嘆く時間をなるべく減らして、笑っている時を大切にしたいと思っています!

やまやま
順風満帆だったキャリア生活がうつ病の発症により生活が一変、糖尿病も併発したこともあり人生に失望していました。その後、遠い将来を考えるより、今、自分に出来ることは何かと考え実行してきました。双極性障害という枠に捉われ過ぎず自分自身も大切にする、その過程で謙虚さと感謝の大切さを学びました。私自身のこの経験をBIPOGRAPHYのコンセプトに重ねて、掛け替えのない人々やパートナーと一緒に、笑顔で自分らしく生きることができるようにと後方支援したいと切望しています。
BIPOGRAPHYへの想いPart1
私がこの病気に人生を大きく翻弄されていた頃、当事者会やSNS上で同病の方々に随分と励まして頂きました。しかしそれと同時に、自分以外にも多くの当事者の方々が、病気の症状に苦しんでいるだけでなく、仕事・家庭・友人・収入・生活といった様々な面で深刻な困難に直面している現状を目の当たりにしました。そこで、自分だけではなく、この病気によって人生を大きく翻弄されている全ての方たちを何とかしたいと思い、このプロジェクトを立ち上げ、活動を続けています。この病気と共に懸命に生きる全ての当事者の方たちと一緒に幸せになりたい、そう考えています。(白楽記)
BIPOGRAPHYへの想いPart2
近年、うつ病に続き、発達障害や自閉症への注目度が高まり、それらの分野に対する支援の幅も広がっているように思います。しかし、双極性障害はそれらの病気とは対照的なポジションにいると感じています。うつ病より更に厄介で、人一人の人生をボロボロにするだけでなく、時には周囲の人間さえも不幸に陥れる破壊力を持った病気でありながら、他の病気に比べて症状や辛さが傍から見て分かりづらく、障害の程度が実際よりも軽めに認識されていることなどが原因となり、福祉制度や支援の手が十分に届いていないと考えています。そんな現状を変えるためには、当事者自身が動くしかないと考え、プロジェクトの立ち上げに至りました。今後も継続して当事者の方からナレッジを募り、ナレッジベースの質と量を充実させ、この病気に人生を翻弄される人を一人でも多く減らしたい。そう強く願っています。(白楽記)
ボランティアスタッフ募集
今後のBIPOGRAPHYを一緒に作っていって下さる仲間を緩~く募集しています。双極性障害ナレッジベース開発プロジェクトは任意団体でかつ非営利のプロジェクトであるため、対価をお支払いすることはできないのですが、それでもいいと仰って下さるご奇特な方からのご連絡をお待ちしています。皆でワイワイと話し合いながら試行錯誤を繰り返して、BIPOGRAPHYをより良いものにしていけたらいいなと考えています。参加資格は特にありません。当事者の方でなくてもOKです。ご応募やこの件に関するお問い合わせは下記のお問い合わせ用フォームよりお願いいたします。
お問い合わせ
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ナレッジをご提供頂けるという方は、下記のナレッジ送信用フォームからお願いいたします。