病気と向き合って生きていこうと思えたのは家族や彼のおかげ
私はオープンでフリーターです。母親と職場が同じということもあり、ある程度、融通はききます。6年目になりましたが、1ヶ月間の入院と自宅療養で1ヶ月休暇をもらったりと、それを過去に2回しています。
それでもそこに置いてもらえてるのは、やっぱりオープンでいること。そして、私自身が波があるのを伝えているため、直属の上司には「鬱の波が来ているため寝込んでるのがやっとです」とちゃんと伝えられて、次が行きづらくならないのはオープンだからできること。
そして、私はバイトを休んでも、できる限りリハビリとして家では家事をしています。そしたら寝込んでることに対して多少の罪悪感は消えます。
プライベートでは彼氏もいて、理解もしてくれて(4年間築きあげたこと)1つの居場所を作ってくれてます。元々、料理やお菓子作りが好きな私は、しんどくても彼は仕事行って疲れてるって思ってご飯は作ります。好きなことだから私は耐えられてるのかもしれませんが…。
私が工夫してることは、落ちてしんどい時はちゃんと言葉にして伝えることです。クローズで働いてる方は1人でも職場で信頼できる人を見つけ、その人だけに話すのもいいかもしれません。私が双極性障害と向き合って生きていこうと思ったのは、やっぱり家族や彼のおかげで、人との繋がりも大切だと思いました。
元々、自傷癖もあったり未遂もありました。それを乗り越え、やめられたのは大好きな彼がいたからです。パートナーや友人、家族などにやめろと言われてもなかなかやめられないのは仕方ないです。だけど、彼は私に「それをして何が変わったのか、病気は治ったのか」と言ってきました。その時、私はやっと辞めることが出来ました。
医学が少しずつ進歩している以上、私たちも少しずつ成長をしているんだと思います。当事者だからこそ医者にはわからないこともあるんだって気付きました。お互い成長できますように。
m.
○性別:女性
○診断名:双極性障害Ⅱ型
○職場環境:フリーター(オープン就労)
○家庭環境:祖父母と同居
○併発している他の傷病:心因性難聴、境界性パーソナリティ障害(寛解)、解離転換性障害(近々転院するためこれらの病名は変わる可能性あり)
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