元気回復行動プラン「WRAP®」(ラップ)について
私がデイケアに通うようになって出会ったメソッドでWellness Recovery Action Planを略したもので、かつ日本語訳した名称です。なので日本語で言うところの「元気」という単語に多少違和感を抱きましたが、本人的に健やかな状態だと理解しています。
さてどういうものかというと、ピアによる心理療法に少しにていますが、根本的に違うのは本人が主体的に行っていく点で大きく違います。自己決定の原則に基づき「元気に役立つ道具箱」を使って自分の人生のハンドルは自分で握るという発想。
アメリカでメアリーエレン・コープランドさんが提唱したもので、アメリカには公式な組織がありますが(なので®とついています)、日本ではまだ歴史も短く正式な組織化はありませんが公認のファシリテーター(進行役)研修があり、多くのピアの方々が全国で活動していらっしゃいます。
私も最初はちょっと判りにくかったところも感じましたし向き不向きもあるかも知れませんが、一度腑に落ちると一生使える考え方だと思います。
ご興味を持たれた方は下記リンクに詳しくありますのでご参照ください。
https://wrap-jp.net
DUB主任
○性別:男性
○年齢:50代前半
○診断名:双極性障害
○障害等級:障害者手帳3級、障害年金3級
○就労状況:就労移行支援利用中、メンタルケア心理士取得(認定手続き中)
○家庭環境:一人暮らし
○併発している他の傷病:社交不安障害、軽度の自閉スペクトラム(旧アスペルガー)
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