『うつを甘くみてました』
キラキラした日々の生活から一転、激しいうつと精神障害を発症し、自傷行為やオーバードーズを行う筆者。双極性障害Ⅱ型に認定され、自立支援や障害年金の受給を行い闘病生活を送りますが、夫の非情な仕打ちが追い打ちをかけ家族が崩壊・・・。かわいい絵柄のマンガですが、なかなかにヘヴィな内容。あるあると膝を打ちながら最後まで読ませます。当事者や家族がどのように障害と向き合うか?何をすべきか?を教えてくれます。双極性障害は完治するものではなく一生付き合うもの。そして、苦しんでいるのは一人ではないことを教えてくれます。またこの書籍は共感したページにチェックを記入でき、周りの方にも読んでもらうことでより理解を深めることもできます。(紹介文:BIPOGRAPHY事務局 残田理津子)