障害者手帳を申請するメリットを調べていた時に、「税金が減る」というのを見つけて気になっていた。私も手帳を取得したのをきっかけに、確定申告をしてみることにした。言葉も固いし、なんだか難しそうだとは思ったけど、とりあえずチャレンジ。結果、払いすぎていた税金を戻してもらうことができた。専門的に言うと「還付金」というらしい。
私はお金をもらえたり、お得になったり、手続きが楽になったりするなら、多少の手間は気にしないタイプ。障害年金の手続きも病み上がりで辛かったが、年金事務所に通って、自分でやった。外部に委託して手数料が取られるのは嫌だった。手取りが減るから。
私が申請したのは年の途中で退職して、年末まで新しい会社への入社ができなかった年と、年の途中で転職した(給与を2か所でもらった)年だった。「障害者控除」と「医療費控除」の手続きをした。(詳しくは下記リンク先等を参照)
障害者だったり、医療費が高かったりすれば、その年の収入とみなされる額が減るので税金も少なくなる、という感じかな。なので税金を払いすぎていれば、戻ってくる場合があること。私には、確定申告の手続きは障害年金の手続きよりずっと楽だった。ただ、自立支援医療や障害者手帳取得の手続きよりは少し手間がかかったかもしれない。
パソコンと必要な書類(自分の場合は源泉徴収票と医療機関の領収書)をもとに、自宅で入力して、印刷して、必要な書類を貼り付けて郵送した。分からなければ、税務署で書き方を教えてもらいながら作成することもできる(ただし割と混む。周りに人がいるので落ち着かないかも。今は予約制?)。ちょっと前からスマホからでも申請できるようになったようだ。
マイナンバーカードはいろいろな意見があるけれど、自分は写真付き身分証明書が増えることと、お役所への手続きが楽になるので申請して取得。結果、確定申告も、自立支援医療も、障害者手帳も、以前に書いた奨学金の返還猶予の手続きも、記入するところが減って楽になった。最近はワクチンの接種証明書アプリでも使ったな。
<補足と注意>
- 公的な手続きについては、しょっちゅう法律の改正がある。また、同じ手続きをしても、個人の状況によって結果は変わってくる。あくまでも私の場合、と割り引いてご理解を。過度な期待はおすすめしない。不明点は素人に聞くのではなく、手続き先の官公庁や公的機関へご確認を。
- 私は、知人友人やネットのアドバイスはあくまでも参考にするくらいで、判断材料にはしない。知人友人はうまくいかなかったとき責めてしまいそうだし、人間関係も悪くなりそうだし。誰も責任を取らないので。
- 税金でも所得税は税務署(国税庁)、住民税は地方公共団体(市区町村)の税金専門の部署へ。まずはホームページを検索してみたらいかがでしょうか。話す元気がなければ、メールやチャットでも相談できる。
<参考リンク>
国税庁 > 確定申告特集
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm
国税庁 > 障害者と税
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/03_2.htm
国税庁 > 医療費控除を受ける方
https://www.nta.go.jp/publication/webtaxtv/201901_d/webtaxtv_wb.html
立花晃
性別:LGBT男性
年齢:50代前半
診断名:双極性障害Ⅱ型
障害等級:障害者手帳3級、障害厚生年金3級
現在の就労状況:障害者雇用枠(オープン)事務
現在の家庭環境:実家で静養したのち、再度上京してひとり暮らし
併発している他の傷病:高コレステロール血症、難聴
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