病気と向き合うことで以前よりも豊かな人生に

思春期の頃から元気な時と鬱っぽい時がありましたが、皆そんなものだと思い生きてきました。28歳の時に仕事で過労鬱になり、抗うつ薬を3年飲んでも改善がなく、双極性障害Ⅱ型と診断。同時に精神療法を始めました。

最初は躁鬱病になるなんて…とショックに思いましたが、28歳で突然病気になったのではなく、元々私の人生にあった問題が顕在化してきただけなのだと思います。私の性格やものごとの捉え方、希死念慮などと向き合い、双極性障害を認めていく中で、今までの場当たり的で刹那的な生き方(いつ死んでも構わない)よりも生きやすいやり方を学んでいる途中です。

なかなか他人に病気のことは言えませんし、パートナーを持つことにも抵抗があります(病気の事を言えないから)し、鬱が本当に酷い時はとても苦しいですが、病気を認める前よりも今の方が良い人生になれていると思います。