XX年、姉が躁状態で入院しました。これで3回目です。とにかく入院先を見つけるまでが大変でした。そも、多忙に見えたのでそれとなく注意していたのですが、全く聞く耳を持たず。4月の入社シーズン直前で時期も本当に悪く、残念な結果になってしまいました。1回目、2回目と違って、一人暮らしをしていたので危ないところでした。早朝にラインの返事がおかしかったので、すぐ気づけたのは僥倖でした。
暴れるのをなだめながら、入院を受け入れてくれる病院を探すのは毎度苦労します。7時に姉家に到着してすぐに病院を探したのに、どこからも断られ続け、最終的に見つかったのは14時手前でした。その間どんどんと症状は激しくなっていくばかりで、生きた心地がしなかったです。
最初に頼ったのは主治医のいるクリニックだったのですが、15時の開院までは無理の一点張りで頼りにならず。自治体の医療機関紹介サービスも役に立ちませんでした。結局、グーグルで「精神病院」で検索してヒットした病院に電話をかけたら、一発で受け入れてもらえたので、運が良かったです。
ベランダからモノを投げたり、タクシーのシートを蹴飛ばしたり、ぐるぐる歩きながら歌い始めたり、殺されると叫んだり、暴れて医師や看護師7人がかりで抑え込んだり。典型的な1型の症状で、1回目の時はわけが分からずおたおたしたものです。
重要書類の探索、会社への連絡、カードの確認、スマホチェック等々やることは山積みです。が、まずはとにかく、無事でよかった。それだけで十分です。躁鬱は家族も大変な思いをする病気だなと強く感じました。
羽田京
○性別:男性
○年齢:20代後半
○診断名:双極性障害
○障害等級:なし
○現在の職場環境:オープンで大学教職員
○現在の家庭環境:両親と実家暮らし
○併発している他の傷病:なし
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