就労移行を経て就職するも、採用担当と現場の間には大きな温度差が

障害者雇用で大学図書館で働いていました。過去形で終わるのは、ほぼトライアル期間しか勤務しておらず、トライアル期間の最終週と年度合わせのための契約期間(約2ヶ月)は休職して、退職したからです。

その職場は、就労移行支援事業所が困りに困って、スタッフ個人の知り合いである転職エージェントを頼り紹介してもらったものです(手続き上はハローワークを通しました)。

しかし、転職エージェントと管理部門でしか話が進んでおらず、私が現場に入ったときは「いきなり障害者雇用で人員が追加された」状態で、メインに渡されるような業務はほとんどありませんでした。

もちろん私が手持ち無沙汰になり、その状態の私を見て同僚の士気が下がり、カフェで同僚が他部署の職員に文句やぐちをぶつけているのを横で見ながらランチをする状態でした。

就労移行支援事業所のスタッフも、現場で指揮をとっていた職員の「仕方がないから仕事を振ってやる」態度を見て見切りをつけたようで、「もう無理して働く必要はないよ。もう一度うちで就職先を探そう。」という言葉をきっかけに休職し退職を決意しました。