躁の時の自分は本当の自分じゃないの?たくさん悩んで、少しずつ病気を受け入れてきた

鬱だと診断されて休職&復職して引き続き治療してたけど、実は双極性障害かもしれない、と主治医から言われて驚いた。見分けがつけにくいのが鬱病と双極性障害なんだとは思うが、まさか私が?という気持ち。診断が変わると治療法も変わるので、新しいお薬を徐々に試していった。

双極性障害かも、と最初に言われた時はびっくりしたしショックでもあった。気持ちに波があるのは確かだけど、私のいいところとも繋がっていると感じていたから、治療したら私らしさが無くなるんだろうか?とかいろいろ考えた。

でも「病気由来の波」を治療で軽減できるなら、波に翻弄される苦しさもマシになるなぁと思うし、私らしさが無くなるわけではない、と職場の先輩(鬱病経験者)からも言われたりした。

本当の自分って?
躁の時の自分は本当の自分じゃないの?
私らしさって何?

たくさん悩んだけど、徐々に受け入れていったのは、「どれも私」ということ。躁の時の勢いだけでもない、私が私としてこれまでに積み重ねてきたものもあるはず。デコボコの波を真っ平らにするのが治療目的ではなくて、あまりの急降下はしんどいから山や谷の鋭さを少し和らげる、そんな感覚かなぁ。躁転そのものが怖いというより、その後の鬱転がしんどすぎる、そんな面もある。

どんな時の私も私だから、双極性障害のことを伝えながら、自分の居心地のいいところを探っていきたい。