躁の時の自分は本当の自分じゃないの?たくさん悩んで、少しずつ病気を受け入れてきた
鬱だと診断されて休職&復職して引き続き治療してたけど、実は双極性障害かもしれない、と主治医から言われて驚いた。見分けがつけにくいのが鬱病と双極性障害なんだとは思うが、まさか私が?という気持ち。診断が変わると治療法も変わるので、新しいお薬を徐々に試していった。
双極性障害かも、と最初に言われた時はびっくりしたしショックでもあった。気持ちに波があるのは確かだけど、私のいいところとも繋がっていると感じていたから、治療したら私らしさが無くなるんだろうか?とかいろいろ考えた。
でも「病気由来の波」を治療で軽減できるなら、波に翻弄される苦しさもマシになるなぁと思うし、私らしさが無くなるわけではない、と職場の先輩(鬱病経験者)からも言われたりした。
本当の自分って?
躁の時の自分は本当の自分じゃないの?
私らしさって何?
たくさん悩んだけど、徐々に受け入れていったのは、「どれも私」ということ。躁の時の勢いだけでもない、私が私としてこれまでに積み重ねてきたものもあるはず。デコボコの波を真っ平らにするのが治療目的ではなくて、あまりの急降下はしんどいから山や谷の鋭さを少し和らげる、そんな感覚かなぁ。躁転そのものが怖いというより、その後の鬱転がしんどすぎる、そんな面もある。
どんな時の私も私だから、双極性障害のことを伝えながら、自分の居心地のいいところを探っていきたい。
昼駆け【ヒルカケ】
性別:女性
年齢:40代後半
診断名:双極性障害Ⅱ型
障害等級:自立支援の申請中
現在の就労状況:正規社員で就労中に鬱で休職→復職後に双極性障害へと診断変更。職場にもオープンにしている。
現在の家庭環境:既婚・子ども3人
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