鬱状態の時、気分が落ち込むのは想像しやすいかと思いますが、身体的な症状が出ることもあります。まず、体がだるく、重くて倦怠感が取れません。何をするのも億劫で、ひどい時には声を出す事すら億劫になります。首を振って「はい」「いいえ」の意思表示をしたいほどに声を出すのが億劫になります。会話もつらくなるので、人と話をしたくありません。極端ではありますが、声を出すくらいならパソコンのキーボードを叩いた方が早いのではないかというくらい声を出す事すら億劫になります。
また、普段は朝起きて日中活動して、夜眠るサイクルが出来ていても、鬱状態の時は日中起きていられません。布団に入らずとも部屋のそこら辺で横になってしまいうつらうつらと眠ってしまいます。その眠りは決して心地よいものではなく、現実と区別がつかないような夢を見たり悪夢を見たりするので眠っているからと言って疲労感が取れるわけではありません。また、横になっていて意識はあるものの、頭の中では何も考えられなくうすらぼんやりしてしまう状態にもなります。
食はというと、普段健康に気をつけて食事をしているのができなくなります。お腹は減るし普段なら抑えられる空腹感を抑えることもできなくなります。ちゃんとした料理を自分の体に必要な分だけ作って食事をとることが出来なくなり、普段我慢していてかつ簡単に摂れるインスタントラーメンやスナック菓子などを押し込むように食べることもあります。ちゃんと噛んで食べるのも面倒なので、押し込むように物理的に胃が膨れるまで大量に食べ続けます。そうすると、普段食事をするより量を食べてしまうので、かえって体重が増えてしまいます。
鬱状態と言えば、気分だけに影響が出ると思う方もいらっしゃいますが、身体的にも影響が出ます。鬱なら眠れなくて痩せていくと思うでしょうが、逆もあり得るのです。
まっすー
○性別:女性
○年齢:30代後半
○職場環境:無職→障害者雇用枠
○家庭環境:一人暮らし
○障害等級:障害者手帳2級、障害年金2級
関連ナレッジ
鬱になると子供に当たり散らしてしまう
鬱になるとイライラが募るので、子供に当たり散らしてしまいます。子供がかわいそうなのはよくわかっています。でも癇癪が治らないので困っています。
何事もネガティブになり常に死に方を考える
ベッドで寝たきり。トイレと食事くらい動くのみ。会話もしたくない、人嫌いに拍車がかかる、何事もネガティブ、死に方を常に考える、少しの変化も弱くなる、よく泣く、手首を切る、薬を大量に飲む、現実逃避が激しくなる。
自室に一日引きこもることも
朝は起きれず、夜は眠れなくなります。セルフネグレクトになり部屋は汚部屋に。やる気がなくなり食事の準備もままならず、スーパーのお惣菜で済ませたり、買い物にも行けない時は乾麺の蕎麦やうどんだけで終わらせることもあります。自室に引きこもって、ベッドの上で1日過ごすこともあります。