ヘルプマークをカバンの目立つところにつけて、鬱状態で実家に帰るために満員電車に乗ったことがあります。案の定、人混みの中でパニックで汗が噴き出し、動悸でしゃがんでしまっても席を譲って頂けたことはありませんでした。その際は次の駅で降りしばらく座っていました。実際、まだまだヘルプマークの認知度が低いことを実感しましたし、そもそも体調の悪そうな人のことは気づかないふりをする人が多いということも実感しました。始発駅で座席争奪戦を勝ち抜いた方々はみんな音楽を聞きながらスマホに集中するか寝ていて(または寝たふり)、たまたま譲ってもらえた高齢者の方々は、高齢者という見た目の特権を活かしてとても元気そうに大声で笑い話をしたり、なんだか精神障害者って不憫だな、と感じます。もちろん私も限界でなければ高齢者の方には席を譲りますが。
M
○性別:女性
○年齢:20代前半
○診断名:双極性障害Ⅱ型
○職場環境:看護学生
○家庭環境:一人暮らし
○障害等級:障害者手帳なし、自立支援なし