私は、障害年金申請用の診断書を書いてくれるかどうかで医師を選ぶのをおすすめします。医師との相性、というのももちろん大切ですが、障害年金受給に否定的な意見を持つ医師が主治医になってしまうと、経済的に困窮して一刻も早く障害年金の申請をしたい時に、申請が遅れたり、転院せざるを得なくなったりする可能性があります(経験談です)。
なので、初めから障害年金に対して拒否感のない(できれば協力的な)医師を探すことで、後々のトラブルやこちらの精神的負担を避けられるのではないかと思います。
探し方として確実なのは、自宅近辺の社会保険労務士事務所の無料相談などに行き、「障害年金の申請を考えているので、診断書を書いてもらえそうな病院が近くにないか」と聞いてみることです。
社会保険労務士事務所をいくつかはしごすれば、なんとなく地域の病院事情が分かるし、精神疾患を持つ方の経済的なノウハウを教えてもらえたりもします(障害年金を受給しながら時短勤務or障害者雇用に切り替えた人の例などを教えてもらったり)。
双極性障害は、再発予防のためにずっと薬を飲み続けないといけない上、体調によっては就労に制限をかけざるをえず、経済的な悩みを抱える可能性も結構高いのではないかと感じています。
今現在障害年金を必要としていない場合も、もしもの時のために病院選びは慎重にし、後々トラブルになるリスクを減らしておくのをおすすめします。先立つものがないと、体調が安定しても安心して生活できませんので。
かく言う自分も、休職と時短勤務での復職を経験しましたが、特に時短勤務していた期間は給与だけでは生活できず貯蓄が減る一方で、せっかく復職できたにも関わらず精神的に追い詰められました。
「早くフルタイムに戻らなくては」「お金がどんどんなくなっていく」という焦りや不安が爆発し、結果、混合状態に陥り仕事が手に付かなくなり、再度休職してしまい、一時は(大袈裟かもしれませんが)生きていく自信をなくし自暴自棄になった経験があります。
休職が長くなり、結局その職場には居続けられなくなりましたが、『障害年金+時短勤務(パート)の給与』であれば赤字にならずに生活できるので、障害年金を受給できるようになった今は精神的に余裕ができました。
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社会資源や援助資源をフル活用しよう
精神疾患も立派な病気であり、認定されれば障害です。自立支援、障害者手帳、障害年金などの措置や処遇を受けられるものは、自分の障害を受け入れられれば積極的に利用した方が生活の負担が軽くなるはずです。
家族にも診察に同席してもらおう
精神科への通院時には、出来れば一緒に暮らしている家族(配偶者等)にも毎回同席してもらう。家族としてのふるまい方の指導も受けられるし、又、医師は、患者本人は気付いていなくても、家族が異常と気付くことを伝えれば、本人が気付いていない躁などに早目に対処できる。
話しやすい主治医を見つけることが大切
主治医に関しては、自分が通いやすい精神科、メンタルクリニックを色んな所へ行ってみてしっかり選ぶのが大切だと分かりました。話しやすい主治医を見つける事は凄く重要だと思います。