1型でも、早期発見や早期入院のおかげで、周囲との人間関係を良好に保てることも

私は2型で、友人に1型の当事者がいるのですが、1型と2型、どちらかによって、躁での失敗や友人との人間関係が異なるように思います。

まず、2型の躁は「取り返しのつく失敗」が多い印象です。多弁、怒りっぽい、散財、過活動などで、健常者でもあり得る範囲なので、友人も許してくれる可能性があります。親しい関係ならば、オープンにしておくと、理解を示してくれる人もいます。許してくれないならば、運や相性が悪かったと諦めましょう。私は割り切っています。

次に、1型の躁は「取り返しのつかない失敗」が起こり得ます。妄想による攻撃、多額の借金、暴れるなどで、一見して異常だと分かります。家族でも大変な苦労をするので、相当病気に関する理解がなければ友人は離れていくでしょう。

しかしながら、友人には私よりもずっと多くの友達がいます。彼が社交的な性格であるからだと思っていましたが、彼曰く家族が早期発見してすぐに入院させてくれたことが良かったそうです。入院してしまえば、数か月ほど音信不通になるだけで済みます。さもないと、破滅的な行動をとり続けることになるだろうからとのことでした。結論としては、早期発見、早期治療が最善だろうと考えています。