生活保護の人は、医者にかかるときに福祉事務所に行って医療券を出してもらいます。そのとき「無症状の単なる検診では医療券は出せません」と言われる場合があります。歯科の場合、「じゃあ歯が痛くなるまで受診できないの?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、歯磨き等のときに「歯ぐきから血が出る」だけでも、れっきとした症状とのことです。歯医者さんとケースワーカーさんから聞きました。(素人なので医療には詳しくありませんが、歯肉炎の症状かもしれません。)ですから、歯科で気になるところがある場合は「歯ぐきから血が出る」という症状で申し込めば、生活保護の人でも問題なく受診できます。虫歯は軽いうちに治療した方が絶対良いです。虫歯は初期では痛みはありません。
また、睡眠中に歯ぎしり・食いしばりがある場合にはマウスピースを作ってもらうことも可能です。「歯が痛くなくても、歯ぐきから血が出るだけでも病気の症状として受診可能」という話は、誰もが知っているというほど一般的ではないと思いますので、情報をシェアしたいと思います。
関連ナレッジ
自立支援医療制度を利用しよう
自立支援医療制度で医療費の自己負担が1割になります。知ってるのに教えてくれない医者もいますが、基本的にはどこのクリニックと薬局でもRead more
社会資源や援助資源をフル活用しよう
精神疾患も立派な病気であり、認定されれば障害です。自立支援、障害者手帳、障害年金などの措置や処遇を受けられるものは、自分の障害を受け入れられれば積極的に利用した方が生活の負担が軽くなるはずです。