躁状態の「動けない」と鬱状態の「動けない」
動けない、何も出来ないと思っている時でも、鬱の時もあれば躁の時もある。一概にこうであれば一方であるとは言えないが、私の見分け方はこうだ。
躁で動けないと思っている時は、正しくは、やりたいことがたくさん思いつきすぎてどれから手をつければいいのか分からない時だ。どれからやろうか考えてる時間は動いていないので、無為に過ごしていると感じている。そういう時は、何にでもいいからアイデアを書き出して可視化すると、どれから手をつければいいのか理解出来るようになる。
鬱の時は、最低限、風呂に入ることや食事すらできない。やりたいけど出来ないと考えていることも、躁のときの妄想的なアイデアとは違い、現実的な、就労や生活についてのことが多い。こういう時はもう、寝るだけしかない。

はるやすみ
性別:女性
年齢:20代前半
診断名:双極性障害
障害等級:障害者手帳2級
併発している他の傷病:ADHD、自閉症
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私が思う、躁うつ病との付き合い方は次の3つです。
- 病気を認める勇気をもつこと
- 罪悪感を持たないこと
- 小さな一歩を愛すること
初めの1~3か月はしつこいくらいゆっくり丁寧に。鬱で崩れたときリカバリーできるように。感情も病状も長続きしない覚悟をもつように。これが挫折の数々から学んだことですが、私もまだ明確な答えは得られていません。