オメガ3系脂肪酸を毎日一定量摂取すると抗不安効果があるという研究結果

先日、主治医から聞いたのですが、青魚などに含まれるオメガ3系脂肪酸を1日に2,000mg以上摂取すると、不安症状が軽減するという研究結果が、国立がん研究センターによって2018年9月に発表されたそうです。下記のURLのことだと思います。

https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0915/index.html

私は元々、人よりも不安が強いらしいのですが、その時の診察の前後は特に不安症状が強く出ていたため、ロトリガというオメガ3系脂肪酸を主成分とする薬を新たに処方されました。通常は高脂血症の治療に用いる薬らしいので、自立支援は適用されませんでした。通常の3割負担となります。

私は処方量の上限である1日4,000mgが処方されたので、「随分多めに処方するんだな」と思っていたのですが、その次の診察時に主治医が言うには、厳密にはオメガ3系脂肪酸に属するDHA単体で1日2,000mg以上摂取しなければ効果がないそうです。ロトリガ4,000mgの中にはDHAは1,500mgしか含まれていないため、残りの500mgは自分でサプリメントなどを調達して服用する必要があるそうです。ネットで調べた限りではそういう記述は見つけられなかったのですが、主治医が言うにはどうもそうらしいです。

以前からオメガ3系脂肪酸が不安に効くということは言われていたそうなのですが、どのくらい摂取すれば効果があるのか、そのラインが分かっていなかったそうです。この研究では初めてそれを明確にしたという点が画期的なんだそうです。まだ飲み始めたばかりなので効果を実感するには至っていませんが、こういう研究結果があるということで、ナレッジとして提供させて頂きました。