躁状態になると、ちょっとしたことでイライラが爆発し、「物を投げたい、壊したい」という突発的な衝動が湧きます。いつもと違い、力がみなぎる感覚があります。思い切り物に当たるとすっきりし、同時にガクッと一気に疲れて胸がばくばくとします。全身の力が抜けて、風邪をひいたときのようにダルくなります。やるときには爽快感がありますが、あとから躁だと考えると落ち込み、罪悪感が生まれます。
とむ
性別:女性
年齢:20代後半
診断名:双極2型
障害等級:精神障害者手帳3級
現在の就労状況:クローズ
現在の家庭環境:独身、両親と実家暮らし
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目にするものがはっきりくっきり見える
躁の入口付近に差し掛かった時。SNSの投稿が支離滅裂になる。それが分かっていてもコントロール出来ない。目にするものが、はっきり、くっきり見える。これは、絵画展の企画などアート関係の仕事をしているためかもしれません。
気がつくとニヤケている
軽躁になりかかっていると、色々な考えが次々と浮かんだり、頭の中で会話をする事が多くなる。電車に乗っていたり、歩いている時に何かを思いついてニヤニヤしてしまう事もある。気がついた時には空回りする思考を片端から消したり、風景に意識を向けたりして対処しているが、ニヤケているところを誰かが見ていたら、きっと気持ち悪いだろうなと思う。
体が疲れていても心のストッパーがかからない
軽躁状態は、無性にイライラしたり、身体は疲れているのに心にストッパーがかからず過度に人と会ったり遊んだり、よく考えないままベラベラと喋り続けたりしてしまいます。