自分に合う薬が見つかるまでは長く険しい道のりだったけど、そこからは少しずつステップアップできている

気付けば、双極性障害20年超えのベテランの患者になっていました。これまでを振り返ると、躁状態や混合状態で入院したことが5回ありました。病院や主治医も数回変わりました。今は良い主治医に出会い、前向きに治療を継続し安定できています。

双極性障害という病気と付き合っていく上で大切なのは、まず合う薬を見つけることかと思います。私自身も合う薬が見つかるまで苦しい思いをしたし、時間もかかりました。しかし、合う薬が見つかると徐々に回復していき本当に楽になりました。

日常生活に支障が出てしまうような副作用も、人によりますが出てしまうこともあります。そのときは、我慢をせず主治医に話すことで量を調整してもらったり、代わりの薬を考えてもらったりして対処することが大事かと思います。

合う薬が見つかり回復をしてきて、仕事は難しいけど何かをしたいときはデイケアやショートケアから始めるのも生活リズムが整うのでおすすめです。私も退院後の居場所としてデイケアを利用し、その後は作業所、障害者雇用と少しずつステップアップをしてきました。

これからもステップアップをしたい希望はありますが、調子を崩さないよう自分自身を日々モニタリングしながら、少しずつ少しずつを目標に生活をしていこうと思います。