日常を取り戻せた今は、やりたい事を精一杯したいと思う

記憶にある限りでは10代で発症し、うつ症状を繰り返していました。当時はまだうつ病自体の認知もあまりされておらず、クリニックなど身近にありませんでした。20代半ばで初めてクリニックに行きうつ病と診断され、その後、大学病院の精神科で双極Ⅱ型障害と診断されたのは、30代後半でした。

発症してからが長かった為、うつ症状のサイクルもどんどん短くなる上に期間は長くなる一方。双極性と診断される直前は、3年近くうつ状態で外にも出られませんでした。双極性と診断されてからも、通常の生活に戻るのにはかなり時間もかかりました。

そんなわたしですが、現在は自営でアート関連の仕事を営み、日々忙殺されています。忙殺…と言うのは本来疾患には望ましくない状態ではあるので、月一くらいの頻度で通院してバランスを保っています。

動く事がままならず記憶もない冬眠期間の数年を取り戻せる訳ではありませんが、日常を取り戻せた今は、したい事を精一杯したい。疲れてしまったら休んで、その時にまた考えます。