それでもお酒を楽しみたい人が気を付けるべきこと

双極性障害かつ社交不安障害(SAD)を併発している場合、アルコール依存に陥る傾向が強いという指摘があります。ストレス回避のために多飲酒に走りがちということのようです。

私自身、若い頃からお酒が好きで、かつそこそこ強いこともあり他の人より多く飲めちゃったりします。ただ歳をとって行くにつれ、やはり代謝というか分解能が落ちるようで、そこで生じる問題が、自分では二日酔いでも具合も何も悪くないのに周囲が「お酒臭い」と感じることです。これは大問題。

ただこれもバランスの問題で、同じ量を飲んでもちゃんと食事を取ったり栄養に気を付けたりすれば回避できることを確認しました。躁状態の時はこの辺のコントロールが効かないが故に発生するということもあるかも知れません。要は「生活管理が出来ていない」状態なんでしょう。

また「臭い」というのは本人は気が付き辛い要素であることにも注意が必要です。鬱状態の時なども入浴や歯磨きが億劫だったりすると如実に体臭に影響します。なかなか臭いを指摘してくれる人はいないものですから、ご家族など近しい人から指摘を受けたら注意しましょう。

本来、向精神剤を服用している人には飲酒は推奨されませんし、治療上積極的に禁止される場合も当然にあります。建前上。

でも、それでもお酒を楽しみたいのならビタミンB群やEとかタウリンとかオルニチンとかアリシンとかタンパク質とか必要な栄養を積極的に取るなど十分に注意して下さい。問題を起こしさえしなければ、文句は言われませんので。