職場では少し元気がないことを指摘されることもありますが、なんとかこなせるようになってきました。現在の私はおそらく寛解状態にあるのでしょう(医師から正確に病名を診断されたわけではありません)が、朝は体調と気分が優れず、抗不安薬は発症以来7年間、ほぼ切らすことなく飲み続けています。
私が発症したのは大学生の頃で、初めての一人暮らし、多くの人との関わり、食生活、生活リズムの乱れなどが重なり、躁状態になり、かなり激しい躁エピソードを体験しました。私は当時は知らなかったのですが、母も同様に躁うつ病で、結局その時は実家に戻り、母がかかっている医師の診察を受けることになりました。
初めての診察では特に異常なしとの事でしたが、二度目の診察では臀部に注射を打たれ、一日ぐったりしていました。その後の記憶はあまりないのですが、大学は実質休学状態で、実家で安静にして約半年後、大学に復帰したように記憶しています。
その後なんとか大学を卒業しましたが、その間何度か躁と鬱の波を経験しました。特に鬱の時は一日全く体が動かせず泣いているような日もありました。
現在の仕事はあまり自分に向いているとは思えないような接客業ですが、今までのところ大きな波もなく(就職直後に少し躁状態でしたが)、人間関係もそこまで苦にならなくなってきました。
安山郭
○年齢:20代後半
○職場環境:クローズ就労
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