眠れない時のOKな過ごし方とNGな過ごし方

躁状態やうつ状態で眠剤を飲んでも眠れない。早く起きすぎてしまう。そんな症状をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。眠れなくても朝は来ますし、仕事や学校、約束事の生活があります。その、眠れない時間をどう過ごすかによって翌日の体調に影響してきます。OKな行動、NGな行動を見ていきたいと思います。

<NGな行動>

○パソコンやスマホを見る

これは本当に翌日に疲れを残します。どんなサイトを見るかによって頭の疲れ具合が変わりますが、それよりも目が疲れてしまい眼精疲労を起こしてしまいます。眼精疲労は翌日に頭痛となったり。眼がひりひりと痛んだりします。また、パソコンやスマホの光は眠りを妨げます。眠れないからと言ってパソコンやスマホを見続けるのはよくないかと思います。

○行動する

起きてしまっている時間がもったいないとばかりに掃除や部屋の模様替えなどの行動を始めてしまう人がいます。この行動もNGです。なぜなら、行動するにはある程度体力を必要とします。それらをすることによって、翌日に疲れを残してしまいます。躁状態で動きたくなる人もいるでしょう。しかし、そこはぐっとこらえて体力を温存する方向に持って行きましょう。

<OKな行動>

○本を読む

同じ読むでも、スマホやパソコンはダメで、読書灯ならいいのか。とおっしゃる方もいるかと思いますが、目の疲れ具合が全く違います。もちろん、小さな字の難しい本を読むとそれなりに疲れますが、眼精疲労の起こり方が全く違います。眠れなく何かを読みたい時はスマホやパソコンではなく本を読みましよう。軽い内容の物を選ぶとより翌日に疲れを残しにくいです。

○ストレッチや深呼吸をする

動くなら、体の疲れを抜く方法で動きましよう。ストレッチで凝り固まった筋肉をほぐすといいです。その際、呼吸は止めません。ゆっくり吸って、息を吐いている時に筋肉、関節をのばしましょう。深呼吸することによって心が安定し、眠りやすくなるという相乗効果もあります。

眠れない時間、どう過ごすかによって、翌日の疲れの残り具合が変わってきます。時には「一日くらい寝なくても大丈夫」「眠ろうと無理をしない」という方穂を取る日もあるでしょう。その眠れない時間帯には、翌日の肉体疲労につながらない行動をとると良いでしょう。