負の感情のコントロールが効かない

軽躁状態は万能感が沸いて気分が良くなると言いますが、そうじゃない躁状態もあります。理由もなく怒り、イライラ等の負の感情のコントロールが効かなくなり、頭に血が上ってしまうのです。そのままの状態でいたら、物に当たったり、言葉を選ばず人に嫌な言葉を使ったりと、周囲に不快感を与えてしまいます。

私の場合、負の感情のコントロールが効かない時に、乗りたい電車が目の前で発車してしまったと言う事がありました。その時、私は発車する電車に向かって大声で悪態をつき、駅のホームにあるゴミ箱を八つ当たりで蹴ってしまったのです。それくらい感情のコントロールが効かなくなります。

駅の職員から注意を受けて、はっと自分の今の状況を把握し、慌てて頓服を飲みました。それでも頓服はすぐに効いてくれなくて、負の感情は収まりません。頓服さえ効いてくれれば訳の分からないイライラや怒りから解放されます。頓服が効くまでの間にどうすれば自分が落ち着くか、自分を落ち着けるためにできる行動を普段から把握しておくといいかもしれません。この躁状態も中々苦しいものではあります。