発症から20年程で症状が安定してくる人が多い

15年位前に大学の臨床心理学の授業で、現役の臨床心理士の先生の授業だったのですが、「発症から20年くらい経つとほとんどの人が症状が安定してくる」という興味深いことを仰っていました。精神科罹患者のほとんどの人が15歳~25歳に発症しているため、35歳~45歳の間に落ち着いてくるそうです。

また、そのくらいの年齢になると、就職、結婚する・しない、子供を生む・生まない、と人生も固定してくる。そうすれば人生も落ち着いてくる。そして、20年も病気と付き合っていれば、病気との付き合い方もわかってくる。という内容でした。

実際に、自分は17歳の受験で鬱発症後、躁転、24歳就職活動で鬱を再発後躁転、27歳クローズで就職したためずっと不安定。32歳で躁の再発で離職、33歳で特例子会社にオープンで再就職、3年後に鬱を再発。会社と話し合い、勤務シフトなど工夫、現在39歳。心理学の先生の言う通り、人生が固定化されてきて(結婚しないとか、仕事の固定化など)日常のルーティンの繰り返しで今のところ安定していると自覚しています。