『生きてるだけで、愛。』

「生きてるだけで、愛。」という邦画がオススメの双極性障害の映画です。劇中ではうつ病となっていますが、双極性障害の主人公の物語です。過眠状態や躁状態、人の言葉を気にしすぎてしまうところや、攻撃的なところが、とても双極性障害らしく、エンディングも良く、オススメです。

【あらすじ】
生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。(公式サイトより引用)

頑張りが空回りしたり、極度に怯えたり、主役の方が熱演してくださっています。幸せなエンディングなのか、それとも違うのか、是非見て感じて欲しいです。

わたしは、バイト先で普通ではないことを言って空気がおかしくなり、トイレに行って、外からバイト先の人たちの声が聞こえるシーンが印象に残っています。

普通なんて曖昧なものの中で、人に合わせていかなければならない世の中で、でもそれはトマトが好きか嫌いかくらいのことで、普通ってどこにあるの?とそんなもの個々にあるものではないのか?と思いました。

気になる方は、是非観てみてください。もちろん、体調の良い時に。ああ、ここ当てはまるな、なんて思いながら見るのもいいと思います。映像美もあるので、わたしは見入ってしまいました。オススメです。