突発的に感情の蛇口が制御できなくなる「感情失禁」

それは突然なんの前触れもなくやってくる。些細なきっかけに背中を殴打され落ちていくような感覚。頭の中がぐちゃぐちゃになり、何がつらいのか、苦しいのか、こわいのか、わからないままに、いつの間にか流れる涙が止まらなくなる。

そんな経験をしたことってありますか? これを、「感情失禁」と呼ぶそうです。

「感情失禁(かんじょうしっきん、emotional incontinence)とは、情動の調節がうまくいかず過度に感情を表出してしまう情緒障害である。情動失禁ともいう。具体的には、些細な刺激で大喜びしたり激怒したり泣いたりするなど、感情が刺激とは不釣り合いに過度に出てしまう状態を指す。」
引用元:看護roo! カンゴルー

上記にあるように、突発的に感情の蛇口が自分で制御できなくなった時のことを言います。わたしはこの場合、最後の「泣いたりする」などに含まれます。 何が不安かわからず、不安になる節も見つからない。そんな時はないでしょうか? それはもしかしたら、感情失禁かもしれません。この症状が現れた時は、頓服をいち早く飲んでください。残っている少しの理性を総動員させて。

突然何もないのに不安になる恐怖を感じることなどは、異常なことではありません。頓服や安定剤を飲めば時期に落ち着いてきます。それを予期不安で怖がるよりも、なった時どうすれば自分にあった対処ができるか、それを考えるといいのかなと、わたしは思います。そして、かかりつけの医師にも相談してみると、頓服の出ていない方でも検討されるのではないかと思います。

人より過敏になってしまうという、察しが良すぎる人間になることより、鈍感力を少し身につけた方がいいな、と思う自分でもありました。経験されたことのある方の参考になりますように。経験されていない方は、そんな状態もあるのか…と思っていただけたら幸いです。