それは突然なんの前触れもなくやってくる。些細なきっかけに背中を殴打され落ちていくような感覚。頭の中がぐちゃぐちゃになり、何がつらいのか、苦しいのか、こわいのか、わからないままに、いつの間にか流れる涙が止まらなくなる。
そんな経験をしたことってありますか? これを、「感情失禁」と呼ぶそうです。
「感情失禁(かんじょうしっきん、emotional incontinence)とは、情動の調節がうまくいかず過度に感情を表出してしまう情緒障害である。情動失禁ともいう。具体的には、些細な刺激で大喜びしたり激怒したり泣いたりするなど、感情が刺激とは不釣り合いに過度に出てしまう状態を指す。」
引用元:看護roo! カンゴルー
上記にあるように、突発的に感情の蛇口が自分で制御できなくなった時のことを言います。わたしはこの場合、最後の「泣いたりする」などに含まれます。 何が不安かわからず、不安になる節も見つからない。そんな時はないでしょうか? それはもしかしたら、感情失禁かもしれません。この症状が現れた時は、頓服をいち早く飲んでください。残っている少しの理性を総動員させて。
突然何もないのに不安になる恐怖を感じることなどは、異常なことではありません。頓服や安定剤を飲めば時期に落ち着いてきます。それを予期不安で怖がるよりも、なった時どうすれば自分にあった対処ができるか、それを考えるといいのかなと、わたしは思います。そして、かかりつけの医師にも相談してみると、頓服の出ていない方でも検討されるのではないかと思います。
人より過敏になってしまうという、察しが良すぎる人間になることより、鈍感力を少し身につけた方がいいな、と思う自分でもありました。経験されたことのある方の参考になりますように。経験されていない方は、そんな状態もあるのか…と思っていただけたら幸いです。
おまえ
性別:女性、アセクシャル
年齢:20代後半
診断名:双極性障害Ⅰ型
障害等級:精神障害者手帳1級、障害年金2級
現在の就労状況:療養中、無職
現在の家庭環境:実家暮らし
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心の中で「助けて」と言っている時は
気分が急に落ち込んだ時には、心の中で「助けて」とつぶやいている事がよくあります。誰に対してでもなく、何を助けて欲しいのかもわかりません。注意サインというよりも危険サインに近いので、その後しばらくは無理をしないように気をつけたり、衝動的な気分になっていないか注意したりするようにしています。
イライラしたら一人になってストレス発散玩具を殴ってみる
癇癪が起きそうになった時は、その場を立ち去り、一人になります。ヘッドホンで音楽を聴くと、思考が停止して楽になることもあります。どうしても収まらない時には、ストレス発散玩具を殴ったりして気持ちを散らします。ちなみに、殴ると意外に大きな音が響くので夜中は使えません。家人にも恐怖心を与えます(笑)