主人公の女性が双極性障害であり、漫画内では光ポトグラフィーが出てきたり、リスパダール液らしきものが登場したりします。主人公の行動や感情の浮き沈み、過眠傾向なんだな、など、通じるところがたくさんあります。本の内容も、ルネッサンス吉田先生の絵と言葉のインパクトや独特の絵柄などが存分に発揮されていて、とても面白いとわたしは思ったので、オススメの一冊です。
読んだ方それぞれが違う感想を持ちそうな、そんな独特な世界観を描くルネッサンス吉田先生の物語に浸ってみてはいかがでしょうか? 一人の双極性障害の女性のカケラをすくうように読み進めるのはとても良いものでした。ルネッサンス吉田先生の他の著書もオススメです。この漫画と出会う人が一人でも増えることを願って。
おまえ
性別:女性、アセクシャル
年齢:20代後半
診断名:双極性障害Ⅰ型
障害等級:精神障害者手帳1級、障害年金2級
現在の就労状況:療養中、無職
現在の家庭環境:実家暮らし
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