リチャード・ギアが主演、製作総指揮を務める「双極性障害者」を主人公として描いた映画です。私はこれを他の精神疾患の友人から「心温まる作品」と言われ見ましたが、私は「切実な話」と受け取りました。題材としても珍しいですし、リチャード・ギアも本気で取り組んだ映画のようで見ごたえがありました。私も6割の「あるある感」を持って観ました。残りは「リチャード・ギアだから」が2割、「ちょっとそれはないだろう」が2割でした(笑) インターネット上の情報も少ないし、店舗レンタルも少ないですが、機会があったらご覧になることをお勧めします。当事者の方だけでなく、関係者の方々も。
DUB主任
○性別:男性
○年齢:50代前半
○診断名:双極性障害
○障害等級:障害者手帳3級、障害年金3級
○就労状況:就労移行支援利用中、メンタルケア心理士取得(認定手続き中)
○家庭環境:一人暮らし
○併発している他の傷病:社交不安障害、軽度の自閉スペクトラム(旧アスペルガー)
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