結論を先に言うと、薬の一包化と、よく見る壁へのお薬カレンダーの設置です。薬物療法は基本中の基本です。躁状態になると自分は病気ではないと思い、怠薬して更に悪化するのは双極あるあるだと思います。
私の場合も忙しくて何回か服薬を忘れ、そこから躁転することが多々ありました。時にはODしてしまうこともありましたので一包化にしましたが、非常に快適です。私は1回10錠くらい飲むのですが、一包化だと忙しくてもすぐ飲めます。
そして、お薬カレンダーは高齢者の使うものというスティグマがありました。自分は薬の管理の出来ない駄目人間でとうとう老人の使うお薬カレンダーを使うようになってしまったのかと悲観的で屈辱的な気持ちにもなりましたが、使い始めると快適で、目に見えて服薬忘れがないか確認できますし、自分が積極的に自分の治療に参加しているという自覚も持てました。
ちなみに私は精神科看護師です。看護師ですらこのザマ(笑)です。服薬を忘れないための方法は沢山ありますので、困った時はかかりつけの病院の看護師に相談されるのがいいと思います。
山田太郎
○性別:女性
○年齢:アラサー
○診断名:双極性障害
○障害等級:障害者手帳3級
○就労状況:オープンで一般就労(精神科看護師)
○家庭環境:既婚子あり
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