鬱状態・躁状態・混合状態の他に、「躁焦燥状態」というものもあるのでは

躁鬱には、「鬱」「躁」「躁鬱混合」のほかに、「躁焦燥状態」 があると私は思っている。そして、「鬱」と「躁鬱混合」、「躁鬱混合」と「躁焦燥状態」は間違えやすい。

その3つの明確な差として、

  • 「鬱」の時は動くのが億劫になって、何か活動をしたりするのが嫌になる。具体的には、風呂に入れなくなったり、着替えや食事をとる事ができなくなる。
  • 「躁鬱混合」の時は、鬱状態のように体は動かないのに次々にアイデアが思いついて、それが実践できないギャップに苦しむ。
  • 「躁焦燥状態」は、通常時の躁状態とは違って、自殺や自傷の方法をたくさん思いつく他、壮大で実現不可能なアイデアを思いつき、それが実現できない自分は劣っているなどと考えてしまう。

躁焦燥状態は、躁鬱混合とは違って鬱状態では無いので活動的で、気を逸らすためにどこかに行ったり、思いついた自殺や自傷のアイデアを実践したりする。