病気になったからこそ家族のありがたみに気づけた

昔の私は、どこにでもいる野心あふれる若者でした。今から思えば、躁状態だったんでしょうね。躁鬱の波に苦しんで、多くの挫折を経験しました。悲嘆にくれたことも、涙を流したこともあります。それでも前を向いて来られたのは、家族や周囲の支えがあったからでした。病気になったからこそ、そのありがたみに気づけたのだと思います。だから、そんな周囲の人にいつか恩返しできればな、と思い生きています。まずはその一歩として、両親の誕生日や父の日、母の日にささやかなプレゼントをするようにしています。