転院がどうしても必要になった時、信頼できる主治医に転院先を紹介してもらうのもあり

気が合った前の主治医に次の主治医を紹介してもらった。餅は餅屋、だと思う。まあ、前の主治医と気が合ったことも大きいとは思うけど。

うつ状態と診察されてから20年になる。その間お世話になった先生は、今の主治医を含めて5人。現主治医は遷延性うつ病から「双極性障害Ⅱ型」へと診断を改めてくださった。おそらく今までで、一番波長が合っていると思う。

そもそもの出会いは、やむなく転院せざるを得なくなったときに、前任の主治医に相談し、紹介してもらえたからだ。新しい転院先は自分で探しても良かったのだけど、やはりハズレだったら嫌だなあ、と思った。ならば「餅は餅屋」。専門家である医師のネットワークがあるんじゃないかな、と思った。

前主治医は、自分の顔見知りのこの人なら、と現主治医宛の紹介状を作ってくれた。そういえば、のちに通所することになる就労移行支援事業所の情報を初めて教えてくれたのも前主治医だった。現在の時点で、今の主治医とは信頼関係を築けていると思う。毎回の診察では毎回ノートを使って前回の診察から当日までの病状や睡眠時間を示しながら、仕事の調子をメインに話す。これについては別に書くつもり。

もともとオープンな性格なのだが、自己開示しまくりで、とにかく情報は抱え込まずに共有。ゲイであることは最初のインテークから伝えていた。好きな人ができた、男にフラれたとか、ヤケ酒を飲んだとか、そんな日々の出来事まで(笑)伝えている。

クリニック自体、通所することになった就労移行支援事業所にも近かったのもラッキーだった。支援スタッフに同行通院を依頼。主治医からオッケーをもらい、診察の場に同席してもらった。主治医と支援員とが私の病状や就労上の注意、優先順位などについて、情報共有。同行通院の後、就労移行支援事業所からの支援が、それまで以上に的確でフィットする感じになったように思う。