17歳で鬱から躁転した時の話です。不眠、多弁は顕著でしたが、特徴的で興味深いのは、フリーペーパーやチラシ、雑誌の切り抜きを部屋の壁一面に貼っていました。とにかく壁が見えなくなるまで貼っていました。そして、それらは何の統一感もなく、ただ貼ってあるだけでした。ただ自分の中では「オシャレ」だと思ってやってました。そのため音楽関係や舞台、落語、ファッションやエコ等々が多かったと思います。思い返したみたのですが、この辺が「統合失調性」感情障害の特徴かもしれません。
コマツアツヒト
○性別:男性
○年齢:40代前半
○診断名:双極性感情障害→統合失調性感情障害→統合失調症
○障害等級:障害手帳2級
○現在の職場環境:特例子会社でオープン、障害者雇用枠
○現在の家庭環境:両親と実家暮らし
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自分が興味を持った対象に躊躇なく突き進む
どんなことにも積極的に取り組める無敵状態。初体験でも初対面でも関係なく、凡そ自分が興味を持った対象に躊躇なく突っ込んでいける。周囲の人の反応などに気づかないわけではないが、あまり気にかけていないので変な巻き込み方をする事もある。これはのちに鬱状態へのきっかけにもなる。所持金に関係なく起こるが、「余裕がある」となりやすい。
公共マナー的なものにうるさくなる
現在処方されている薬が最も安定している組み合わせのはずですが、強い躁鬱を抑えるにはかなり限界がありまして、ちょっとしたことでイライラします。自転車の無灯火とか、携帯見ながらとか、そういうルール的なものにうるさくなる点もありますが、自分の思い通りにならないことに関して不機嫌になっているのかも知れません。
疲れていることに気付かない
過食気味になったり、本当は疲れているのにそのことに気がつかなくて、部屋の中だとずっとネットサーフィンしたり、外にいるとどこにでも立ち寄ってしまい、もっと疲れていく傾向になる。