統合されない二人の自分

看護大学卒業後、大学病院の看護師を2ヶ月で退職。その後、躁状態で本を読み漁り、感動した気持ちを紙に書きまくる日々。デザイナーの書籍に感銘を受け、デザイナーになると意気込み無計画に東京へ。アルバイト先の社長にデザイナーになりたいと申し出て、会社のことを根掘り葉掘り聞いて困惑させるなど、明らかに医師からは躁エピソードと指摘される。

鬱になると真面目に就活をする傾向があり、看護師や保健師として会計年度職員を転々とする。しかし、その間も芸術関係の情報に刺激を求めて、図書館や美術館、博物館、県外を無計画に放浪するなどして過集中状態を招き、結果として鬱になる。鬱になると刺激を求め躁状態になりまた鬱に、を繰り返していた。

躁状態では、庭にいたダンゴムシから着想を得て、「ダンゴムシが生態系の中で分解者ならば、自分は芸術家としての世界の分解者だ」と思い、この世を私というフィルターを通して分解して美しく絵画として残したい、などとパソコンに文章として書き残していた。

または音楽を聴きながら即興で絵を描くことを楽しんで、何で面白いんだろうと楽しんでいた。今は、頭に負荷が大きいので辞めている。

<最近出ている症状>

  1. 考えがまとまらない日が増えた(認知機能低下)
  2. 考えていることが日単位で違い自分を信じられない
  3. 自分の事がよく分からなくなり現実味を失ってとても怖い思いをすることが時々ある

<医師との約束>

  1. 内服をしっかりする(ルーラン(ペロスピロン塩酸塩水和物)を夕食後1錠)
  2. 朝起きてウォーキング
  3. 転職など大きな環境変化をさせない
  4. 過集中を避ける

その他

  • 障害者手帳を申請中
  • 障害年金を申請中

神のような気持ちになる自分と、医療従事者を目指していた普通の大学生の頃の自分、そのどちらの感覚も知ってしまった自分。4年経っても統合されず苦しむ日々です。