睡眠時間が躁状態の程度を測る物差し

双極性障害とうまく付き合うには、躁状態を抑えることが重要だと思います。私の場合、躁状態の前兆を知る目安は睡眠時間です。普段は8~9時間ぐらい寝ているのですが、だんだん短くなり、日中も眠気を感じなくなってくると躁状態のサインです。睡眠時間が5~6時間ぐらいになったタイミングで主治医に報告し、コントミン(クロルプロマジン)やロヒプノール(フルニトラゼパム)を増量してもらいます。睡眠時間を6時間ぐらい確保できれば、何とかしのげます。

逆に、対応が遅れ、睡眠時間が3~4時間ぐらいになると危険水域です。こういう時は眠れなくてもいいので、とにかくベッドで横になって体を休めます。躁の時はじっとしているのも難しいんですけどね(苦笑)

また、人と会話をしたり、人混みに行くと気分が上がりやすくなるため、躁状態のサインがある時はなるべく避けるようにしています。

いずれにしても、躁状態になる前に、前兆の時点で対処するのが肝心です。