「うつ病」や「気分変調症」から始まり、10年以上経ってから「双極性障害」という診断に
16年前に職場でのパワハラから鬱状態になり、心療内科を受診したところ「気分変調症」と診断。「休職しない」方針の主治医だったため、服薬しながら仕事を続け、毎朝泣きながら出社していた。何故、休むなという方針だったのか今となってはわからない。あれは休ませた方が良かったのでは…。
でも結果的に、私は服薬しつつ、職場を社外から自社に戻してもらいつつ、新しい分野の仕事へと転換されつつ(これもよく無事だったと思う。当時完全に未知の仕事だった。)、自分なりのペースを掴むことができた。その後は、転職や妊娠・出産などの転機を迎えつつ、鬱の再発と服薬はありつつも、新たな仕事で基本的には活き活きと働いていた。
しかし、電池切れもあって鬱症状で2021年1月に夫婦で受診して休職が決まる。その後、4ヶ月で復職し、復職後の通院中に診断が「双極性障害Ⅱ型」へ変わる。双極性障害は診断も付きづらい。鬱から心療内科に受診することも多いからだろうと私自身の経験から感じる。
初めて双極性障害の診断を受けた時はとても驚いたし、なかなか受け入れることができなかった。でも今はこれも私の個性だ、と思えるようになっている。
昼駆け【ヒルカケ】
性別:女性
年齢:40代後半
診断名:双極性障害Ⅱ型
障害等級:自立支援の申請中
現在の就労状況:正規社員で就労中に鬱で休職→復職後に双極性障害へと診断変更。職場にもオープンにしている。
現在の家庭環境:既婚・子ども3人