躁の時は、脳内の自分を絵に描き表してみる
気分の高揚が何日も連続し、部屋の中で歌い踊っているという状態でした。それだけでは刺激が足りず耐えられなくなり、人前でやってみせたいという衝動にまで駆られました。このとき取った行動は、思いのままに歌い踊る脳内の自分を絵に描くことです。より克明に気分を再現するため、漫画のように誇張した表現も含みます。背景には、私に注目して指をさして驚いたり、引いたりする人々の絵も描き入れました。イメージ通りの躍動感を出すことができ、衝動は幾分癒えました。また、このような再現イラストは医師への報告にも使えます。絵の好きな人はやってみる価値があると思います。
びゃん
性別:女性
年齢:20代前半
診断名:双極性障害(Ⅱ型)
障害等級:障害者手帳3級
現在の就労状況:職業訓練生
現在の家庭環境:一人暮らし
関連ナレッジ
躁状態を沈静化させるためにしていること
- 家から極力出ないようにする。
- 行動と言動を最小限にする。
- 人との関わりを必要最低限にする。
- ドクターを含め、家族などの助言を傾聴する。
- 何もかも制限ばかりだと苦痛なので、自分が1人でも夢中になれる事を1つか2つ持っておく(ゲーム、手芸、塗り絵など)。
あとは、 ドクターを信じる、薬を信じる、自分を信じることが大切だと思います。
気分以外の兆候にも気を配りたい
躁に傾くと、心身共に調子が良い感じがしていたのですが、よくよく考えると注意力散漫、物忘れ、集中力低下、意欲低下などがひどくなっている事があります。「よくなってきた」と思いたいところなのですが、気分以外の兆候にも気を配って意識的に休息する必要がありそうです。