うつ状態の時はとにかく回復を優先させるべき
うつ状態の時は、仕事や学業を抑制して、回復の時間をとるべきです。私は休まずに失敗しました。
当時大学生だった私は、勉強が大好きでした。特に、ゼミが楽しくて、どんなに調子が悪くても元気に議論していました。通学すること自体が生活の支えになっていました。
けれども、破たんの兆候は随所に見られました。家に帰ると、片づける気力もなくて資料が足の踏み場のないほど散乱していましたし、授業のない日は何もできず寝込んでいました。
そのうち、朝の授業に出られなくなり、だんだんと授業や課題が重荷になっていきます。ちょうど6月頃です。
けれども、夏休みを使えば、自然と回復していくだろう、と考えていたところ、気づいたら休学していました。突然来なくなったので、色んな人に迷惑をかけました。
たとえ仕事や学業そのものがストレスではなくても、必ずうつ状態になる日が来ます。躁うつ病は、うつ病と違い、何のきっかけがなくとも躁とうつの波を繰り返す病気です。
ただ、仕事や学業を辞めるかどうかは、元気になってから考えた方がいいと思います。うつ状態とは、ゆっくりと回復していく時間ではないでしょうか。
羽田京
○性別:男性
○年齢:20代後半
○診断名:双極性障害
○障害等級:なし
○現在の職場環境:オープンで大学教職員
○現在の家庭環境:両親と実家暮らし
○併発している他の傷病:なし
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