私達はただ配慮され支援してもらうだけの存在ではないはず
医療・福祉系の専門職として働いています。初発は4年前、躁状態で入院。最近、近親者が亡くなったことをきっかけに再発・入院したため、二度目の休職を経験しました。約半年休職して現在は元の職場に復帰しています。
薬をまじめに飲んで、気をつけていても、人生、避けられないストレスはあります。私にとっては、結婚しようとしていた矢先に父が亡くなったことでした。
職場にはクローズでしたが、病名を直接言っていないだけで、休んでいたことはみんな知っているので、オープンに近い状況になりました。軽減業務はありがたい反面、同僚への引け目、責任ある仕事ができないことで自尊心の低下もあります。
もちろん、無理は禁物とわかっていますが、上司の方から「配慮します」「負担軽減します」とばかり強調されるのも、仕事をしたい気持ちが萎縮してしまいます。私たちは、ただ配慮され支援してもらうだけの存在ではないはずだから。
まずは順調に通勤し続けることだとは思いますが、自分らしく働ける職場になれば良いと願っています。
桃李
○性別:女性
○年齢:30代前半
○診断名:双極性感情障害
○障害等級:なし
○現在の就労状況:クローズ・一般就労
○現在の家庭環境:実家暮らし
○併発している他の傷病:なし
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