病気の失敗に罪悪感を持たない
躁鬱のせいで失敗したときは、罪悪感を持たないことが一番肝要です。罪悪感は人を委縮させます。邪魔なだけです。ポジティブ・シンキングをしろとは言いません。必要なのは、等身大の自分をみつめて、柔軟に対応すること。それに尽きます。
要するに、失敗の経験を生かして、柔軟に行動しチャレンジすべきであって、罪悪感から無気力になって何もできず無為に過ごす状態になるのが、一番よくありません。
躁の時、うつの時。無駄に誇張することも卑下することもなく、等身大の自分に見合った対処をする。難しいですが、これこそが生きるすべなのだと思っています。
羽田京
○性別:男性
○年齢:20代後半
○診断名:双極性障害
○障害等級:なし
○現在の職場環境:オープンで大学教職員
○現在の家庭環境:両親と実家暮らし
○併発している他の傷病:なし
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