『モダン・ラブ~今日もNYの街角で~』
Amazonオリジナル作品の「モダン・ラブ」という1話完結ドラマに、双極性障害の女性を描いた話(第3話)があります。アン・ハサウェイ演じる主人公が、ラピッドサイクルでいかに悩まされ克服していったか。30分でよく描写されているので、双極性障害を知らない人に知ってもらうのに丁度いいかな、と思います。(文:羽田京)
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「モダン・ラブ シーズン1~今日もNYの街角で~」第3話「ありのままの私を受け入れて(Take Me as I Am, Whoever I Am)」をご紹介します。双極性障害の主人公の回で、30分程のアメリカドラマです。泣いたり笑ったり。あの「プリティプリンセス」のアン・ハサウェイが熱演しています。アマゾン・プライムで配信中ですので、ぜひ検索して見てください。(文:ひかり)
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何も知らずに偶然見て驚きました。冒頭から主人公の状態に「これはもしや…」と思い、次の展開で確信に変わりました。その主人公の感覚が自分とかなり近かったので、各シーンにぐっときました。
ニューヨーク・タイムズ紙に実際に投稿されたエッセーに基づいているらしく(脚色の度合いは分かりませんが)、投稿者さんの実話という点も心強かったです。ちなみに「ありのままの私を受け入れて」という邦題がついていますが、個人的に原題の “Take Me As I Am, Whoever I Am”の方がいい意味で開き直っていて相手に委ねている感じがしました。「私がどんな人間でも(とりあえず)そのままを見てくれたらいいよ」といったニュアンスでしょうか…。
ここで紹介させていただく時点である意味ネタバレになってしまうのですが、ぜひ他の当事者さんの感想も聞いてみたいです。また、障害のない方にも当事者の感覚を疑似体験してもらえる作品かもしれません。明るくてテンポ良く35分と尺も短いので、何気なく周囲にも勧めてみたいです。(文:匿名希望570)
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作品のページは下記URLから。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08B4B6C73/
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